【試験勉強】労働基準法>解雇の予告①(急に解雇しないで!心の準備が!!)
前回の続きで、
【労働契約の終了】あたりです。
今回は、「解雇の予告」について整理しておきます。
私は、ピッチャーをしたことないので、ホームランを予告された時の気持ちはわかりません。
「ん~君、あと1か月したら解雇ね。」って予告されたら、「まじか!」って思いますが、前向きな人なら、何か「準備する時間があって、よかった」とかんがえるでしょう。
今回は、そんなような、お話です。
- 決まった期間(30日前)より前に、解雇の予告はするか
- 予告する期間がないから、代わりに金銭(解雇予告金)を支払うか
- 若しくは、上記2つの併せ技(併用)か
・・・
◆解雇予告等の義務(解雇予告の原則)(法20条)
いくら合理的な理由があったとしても、解雇は労働者とって可哀そうなものです。
使用者は、次のどれかしらの方法をとらなくてはいけない。
- 解雇予告:少なくとも30日前に解雇の予告をする。*1
- 解雇予告手当:上記の30日前に予告せず、30日分以上の平均賃金を支払う。
- 上記2つの併用:1日についての平均賃金を支払った日数分、予告期間の日数を減らす。
1.予告期間の取り方
ここ、重要。結構、具体例で、問われる。
■解雇日って?===
- 労働契約の最終日(その会社とおさらばする日)となる日のこと
- 言葉が悪いですね、、お世話になった方々にお礼を言う日
■少なくとも30日前にって?===
- 解雇日を含んで丸30日間を予告期間とする必要あり
- ---①|②------------③|---
- 「①予告日の②翌日から③解雇日までの期間(解雇予告期間)」を30日間
■例えば、③解雇日が、9/15だったら、===
- ①予告日は、8/16。
- 予告日の②翌日から、③解雇日の30日間が予告期間となる。
2.解雇予告と解雇予告手当との併用
予告期間が30日を満たない場合に、不足している日数分を解雇予告手当金で穴埋めをする方法。
- 予告日数と予告手当の合計が、30日分あればOK。
- 例)予告日数が10日の予告になってしまったら、予告手当を20日分支払う。
◆解雇予告の除外事由(解雇予告の例外)
例外として、解雇予告や解雇予告手当が不要となる場合あり。
■認定がないと、即時解雇が出来ないの?===
A.できます。
- 認定される事実さえあれば、即時解雇は有効。
- 認定を受けてから、即時解雇の意思表示をした日にさかのぼって
- その解雇の効力は発生する!
===
この記事は、ここまでにしておきます。
力尽きちゃった。
次の内容は、夜若しくは明日かな(もしかしたら、、記事のせず、スルー)
- 解雇予告に関するその他の留意事項
- 解雇予告制度の適用除外者
◇後記◇
ホームラン予告、リアルなプロ野球では私は見たことない。
世代ではないが、思いつく人は彼かな。。。